【池田コラム】実況中継 2018年9月

  • 2018.09.12

現在、私は「花まる大道芸」という活動をしています。教室で使っている様々な教材や教具、また花まるグループの取り組みを教室の外でも楽しめるような形にして、花まるに通っている子どもたち、そして花まるを知らない子どもたちにも楽しんでもらおうと公園や広場、そしてイベントに出向いております。5月13日(日)に、海老名市内のイベントに参加してきました。今回はその時に参加していただいたご家族の様子をお伝えしたいと思います。

『本気だからこそ、面白い』
「サムライ合戦体験」は、子どもたちがウレタン性の剣を持ち、スタッフの体についている2つの紙風船を30秒以内に割るゲームです。
5年生の男の子が私に挑戦をして来ました。私が左の腰と右手に紙風船をつけ向き合うと、「本気でお願いします!」と真剣な眼差しを向けてきます。いざ勝負。男の子は紙風船を目がけて、剣を振ってきます。私は、10秒ほどは上手く避けられたのですが、一瞬の隙をつかれると、右手につけていた紙風船を割られてしまいました。男の子は「よしっ!!」と言い、すぐさま左の腰の紙風船を狙ってきます。私も負けるわけにはいきません。体の向きを変え、紙風船を男の子から遠ざけます。「あと10秒!」と声がかかると、男の子は勝負をかけ、さらに激しく剣を振り回しはじめました。「パンッ!」と紙風船に剣が当たった音がしました。「しまった、やられたか」と思い見ると、まだ割られていません。時間は残り僅かになり「5…4…3…2…」とカウントダウンをする声が聞こえると、男の子の表情に焦りが見えだします。なりふり構わず剣を振ってくると「パンッ!」と乾いた音がなり見事に紙風船が割られてしまいました。男の子は両手を挙げてガッツポーズ。私は「やられた~」と大の字に倒れました。
どんなことでも、本気だからこそ面白いと思っています。サムライ合戦体験を通して、子どもたちには勝った喜びは忘れずに、負けても「悔しい!もう1回やりたい!」とチャレンジしてほしいと願っています。

『一緒に遊び、一緒に考える』
パターンメーカーは、スタッフがフラッシュカード形式で提示した図形を一瞬で目に焼き付けて、手元にある4枚のカードを使って同じ形を作るというものです。大道芸では、その1枚のカードを1辺が1mの正方形まで大きくしたものを使ってチャレンジします。
2年生の女の子と参加していたお父さん。「開け~ゴマ!!」のかけ声と同時に問題を確認し、2人で協力してカードを移動させていました。「この向きで合っているかな?」「合っているはず!次はこっちを動かそう!」と2枚までは順調に形を作り上げていきました。しかし途中で「あれ?あと2つわからないぞ?」と2人ともわからなくなってしまったようで、考え込んでしました。そこで、もう一度「開け~ゴマ!!」と声を出しヒントをもらうことに。悩んでいるわが子の横で、「あぁ!わかったぞ!右に回して!」とお父さんが一生懸命に伝え、女の子と一緒にカードを動かしました。そして、作り終えたら二人で「できた!」と大喜びしていました。
ゲーム終了後、女の子は素直に「パパ、すごいね!私、びっくりしちゃった!また、一緒にやろうね」と笑顔で話します。すると、お父さんも「そうだろ!よし、またやろうな!」と楽しそうに答えていました。
 子どもが遊んでいる時、大人は俯瞰して子どもを見守っていることがあります。しかし、子どもたちは親と一緒にやってみたり考えてみたりしたいと思っているかもしれません。まずは、声をかけてみてはいかがでしょうか。子どもと一緒に遊び、一緒に考えると、いつもと違う楽しさがあると思います。

『子どもと遊んでいる姿』
「サムライ合戦体験」では、お父さんにも、自分自身の体に紙風船をつけて本気で子どもと勝負してもらいました。剣を持ってお父さんに向かっていくわが子。そして、笑いながら「さぁ、こっちだ!かかってこい!」と楽しそうに対峙するお父さん。その姿を見て、写真を撮りながらニコニコしているお母さん。それは何とも、素敵な光景でした。
子育てには「お母さんの笑顔」が大事だと感じています。「お父さんと子どもが遊んでいる姿」はお母さんを自然と笑顔にさせるのでしょうね。お休みの日は是非、家族で外に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

花まる学習会 池田 直人

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花まる学習会辻堂教室

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