企画展Ⅰ 新収蔵作品展「招き猫亭コレクション 猫まみれ」
2018/05/26 | 藤沢市アートスペース
空前の猫ブームといえる昨今、テレビや雑誌などのさまざまなメディアでも取り上げられ、SNS でもその姿を見ない日はないほど、猫は身近で、愛してやまない存在です。そんな「猫」の美術作品を長年コツコツと蒐集してきたのがコレクターの招き猫亭氏です。そのユニークなコレクションは、これまでに「招き猫亭コレクション 猫まみれ展」として全国の美術館にて紹介され好評を博しています。このたび縁があってそのコレクションが本市へ寄贈されました。
スタンラン、ビアズリー、ウォーホルをはじめ、歌川広重や歌川国芳の浮世絵作品、レオナール・フジタ(藤田嗣治)、岸田劉生、椿貞雄、籔内佐斗司ほか国内外で著名な作家の油彩画、彫刻など、いずれも猫をモチーフとした優品およそ450 点になります。
藤沢市アートスペースでは、これらの作品を本市所蔵作品として順次公開する予定です。まずは第1弾としてコレクションの中核を成す選りすぐりの作品を紹介します。
市民をはじめ、多くの美術ファンならびに猫ファンの皆様に「招き猫亭コレクション」の魅力を感じとっていただければ幸いです。
会期 2018年5月19日(土)〜2018年6月17日(日)
休館日 月曜日
開館時間 10:00-19:00(入場は閉館の30分前まで)
観覧料 一般 200 円(100 円)、高校生・大学生 100 円
※( )内は10 名以上の団体料金
※中学生以下の方、各種障がい者手帳をご提示の方とその介助者1名は無料
会場 藤沢市アートスペース
主催 藤沢市、藤沢市教育委員会
後援 神奈川新聞社、株式会社ジェイコム湘南、藤沢エフエム放送株式会社
協力 公益財団法人藤沢市みらい創造財団、ココテラス湘南
主な出展作品
第1 弾となる本展では、コレクションの中から135 点の作品を紹介します。

木下晋《甘え》2007年

歌川国芳(伝)《猫の百面相》制作年不詳

高橋弘明《ジャパニーズ・ボブテイル》1924年

歌川広重《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》1852年